北緯1度の暮らし

書きたいことを書いています。

フローからストックへ -ちきりんVoicyがおもしろい-

昔読んだ本で「時給で働くのではなく、投資して人に働いてもらおう」みたいなことが書いてあったのを覚えている。本の題名と著者を忘れてしまったのだが、たぶん自己啓発系の本だっと思う。例えば、家庭教師やマッサージなど、1時間いくらで一対一のサービスを提供する仕事を生業にすると、自分が休んだ分は無収入になってしまうので、いつも働いていないといけなくなる。そもそも、よほどのスターかカリスマでない限り、時給単価を上げるにも限度があるだろう。一方、ビジネスを拡大して部下に仕事を任せたり、家賃収入を得たり、株式投資の配当やキャピタルゲインがあると、自分は休むこともできるし、月収や年収を増やせる可能性も広がる。そんなの当たり前でしょ、と言われそうだが、当時まだ若かった私は「なるほど」と納得し、印象に残っていた。

先日「ちきりんの日記」を書いている社会派ブロガーのちきりんが Voicy で「SNSに書くことを一過性のものとして終わらせるのではなく、年月を経ても何度も読まれる文章として残す」ことの有効性について説明していて、目から鱗が落ちた。

(2020年9月28日放送)2020/09/28 #005 フローからストックへ/ Voicy - 今日を彩るボイスメディア

ブログやYouTubeを一過性のものとして作成すると、常に最新版をアップし続けてゆかなければ、収入を増やしていくことが難しくなるため、いつも働いていなくてはいけなくなる。それって、基本的には時給で働いているのと同じことではないだろうか。

ちょうど先日たまたま見たYouTubeで、奥野一成氏が株式投資についてレクチャーしている動画があり、これが線でつながった。

NewsPics レジェンド投資家に学ぶ「株式投資7つの誤解」

https://youtu.be/Zr41_9F3x4Q

短期売買で稼ごうとする人は、常に取引をし続けなければ収入は得られない。一方、長期投資は、その事業のオーナーになるということ。短期的な上がり下がりに一喜一憂することは無駄が多い。

そういえば、何かのアンケートで、「老後に後悔したこと」の何位かに「もっと資産運用をしておけばよかった」というのがランクインしていたっけ。

f:id:SINILYAN:20201115221323j:plain

赤いライトが点灯している Sports Hub