この世界の片隅に / In This Corner Of The World
遅ればせながら、プラザシンガプーラで「この世界の片隅に」を観てきました。
早いもので在星20年近くになりますが、8月6日の意味、ピカッとした閃光、きのこ雲、玉音放送のシーンが一目で理解できる自分はまぎれもなく日本人だと認識させられました。
また日本の戦争時代をモチーフにした映画がシンガポールで上映されることの意義深さも感じました。
小国シンガポールでは、日本による占領時代を決して忘れないよう愛国心を植え付ける教育に熱心ですが、小国が生き残るために多様性を受け入れる教育にも熱心なのです。
歴史から学び、芸術を評価することは、国民にとって、ひいては国のためになるのです。